双撃日記

「中華ガジェット」はわが癒し。

「双撃」アディクション

10体ものスマホタブレットを持ってるけど、メインで使っているのはこの「双撃」だ。一番安物で画面なんかも最も見にくいタブレットなのにメインで使っている。画面が見やすくてホールドしやすいiPhoneなんかでブログしてると、どうしようもなく「双撃」で書きたくなってくる。何がそう思わせるのかわからないけど。とにかく私の「ペン」っていうか、入力装置はこの双撃になっているようだ。

って、ここまで書いて突然思ったのは、この「双撃日記」もなんか書いてることワンパターンになってきた。そもそも内容の無いブログなんだけど、あんまりにも同じようなこと書いてると、大概にしようと思えてくる。
Macとかのブランドガジェットに入れ込んだら、その趣味にどんどんお金をつぎ込むことになる。無意識か意識的か、そういうのを恐れて「中華」に入れ込んだんだと思うんだけど、そもそもはそういう「安物」あるいは非ブランドを好きになれたら、ブランド消費のアディクションに巻き込まれずに済むということが感覚としてわかってたんだと思う。それをちゃんと意識していないと、巧妙に仕組まれたコマーシャル戦略に巧妙に巻き込まれてしまう。確かAppleジョブズも言ってただろう?「(我々は消費者のニーズに答えるのではない。なぜなら)消費者は自分たちの真のニーズを知らない。新しい製品を示されて自分たちのニーズを知る」といった意味合いのことを。私たちの製品への欲望は周到に用意されたらコマーシャル戦略の結果なのだ。だから、何々が欲しいという「自分のニーズ」に従う必要は無い。もしそうした欲望の昇華がムリなら、欲望そのものをチープなものへの志向に変えてしまうべきだ。そういう意味でも私の「中華」趣味は以前のApple好きよりもずっといいかもしれない。
で、そういうふうにデジタルガジェットへの偏愛が収まったら、もっと他のものに目を向けたい。周りの世界には、買ったりしてお金をかけなくても楽しめるもの、驚きに満ちたものが沢山あるのに、ガジェットだけに気を取られて、そうしたものが見えなくなっている。だから、本来自分のガジェットへの偏愛を記録するつもりだった、この日記にもっと他のことで自分の興味を引いたもののことを書いていきたい。

今、NHKFMでやってる音楽とてもいい。「古楽の楽しみ」って番組で、16世紀から18世紀までのフランスの舞曲の特集らしい。