双撃日記

「中華ガジェット」はわが癒し。

思い直した。

数日前に大切なヒトを無くした。ある日突然いなくなってしまったのだ。その時になって、その人が自分にとってかけがえの無いヒトだと分かった。

私がそのヒトと居る時にしていることと言えば、スマホをすることぐらい。つまり、そのヒトの言うこと、やっていること、どんな暮らしをしているかなんて全く興味が無かったのだ。

自分のしていることと言えば、常にガジェットを携え、それに気を取られ、生身の人間の話ではなくて、端末のもたらす諸処のニュースを読み流し、聞き流しているだけ。

なんて無神経で愚かなことをしていたんだと思う。そのヒトは朗らかに話していたけど、「なんだ、自分の言ってることマトモには聞いていないんだ」と思っていただろう、きっと。

後悔しても後悔しきれない。