双撃日記

「中華ガジェット」はわが癒し。

Amazonプライムビデオを喜ぶ。

一時ドミトリーハウスに住むことを夢見ていた。現実、そんなタフな神経は持ち合わせていないが、毎週1泊1500円から3000円くらいのドミトリーハウスに泊まっていたこともあった。こういう所に泊まると、ニンゲンが暮らすのに殆ど何も要らないという事が実感出来るということだ。

もし、自分がドミトリーを渡り歩く生活をするとしたら、SiMの入った安物中華タブを持ち歩いただろう。そこに電子本を放り込んだり、Amazonのサービスで音楽聴いたり、映画見たりするのだ。

それで十分楽しめる。って言うか、ヘタに自分の部屋を持ち、そこにパソコンやらオーディオやらを保有したりすると、神経もマヒしてしまい、モノばかり揃えて、そのくせ何だか不幸な気分に陥るだろう。

ドミトリーにいると、ミニマムな生活の緊張感にある種の喜びを覚える。

自分の自由になるのは、少し大きめのベッドだけ。そこで自分の荷物を置き、その横で眠る。それだけだ。そんなとこで楽しみを得るとしたら、スマホタブレットしかない。リアルな本を読めるほど照明は明るくできないし、映画を見るテレビなんて勿論無い。そんな所で本を読んだり、映画を見るなら、それはタブレットスマホなんかに頼るしかない。そうでなければ、娯楽はトランジスタラジオぐらいしか無いだろう。