双撃日記

「中華ガジェット」はわが癒し。

ガジェット趣味を脱する。

テレビを見てスゴく感動した、って言うかココロが動いた。何がって、これまでの生活のリズムをすっかり変えてしまうような心の変化を感じたのだ。
それはNHKBSプレミアムでやってた「X-Alpus」を取材した番組だった。ダイナミックで美しくて、全てが今までのものと違った。他人が見たら、何をそんなにコーフンしてるんだ?ってことになるだろうが、この番組が私に与えた影響は絶大なものだと思う。
二つのことを思った。パソコンやスマホじゃなくて、もっとテレビを見るべき、それもNKKのBSみたいな、世界への関心を呼び覚ますような、世界への扉となるテレビ(簡単に言えば、世界への見聞を広めてくれる番組)を見るべきだということ。ネットとタブレットで生活してると、どうしても自分の関心だけで検索するし、サイト、特にブログの殆どは素人が書いたものだ。シロートが悪いわけではないが、プロフェッショナルな人々が莫大なカネと時間をかけてつくった番組をもっともっと見るべきだったのだ。
「Xアルプス」に出てくる絶大な風景を見て思ったのは、 アルプスの山々をパラセーリングで越えて行くなどということはできなくても、そういう世界のあることとそうしたことを実際にやって見せた人々が見せてくれる世界を見ることで世界は全く変わる。それを知らずして満足して生きているのはあまりにも勿体無いと思う。テレビはそういうことを知る窓になってくれる。
もう一つ思ったのは、もっとカラダを動かせて自然を味わうってこと。都市生活を満喫してるかのように思っていても、それはあまりにも貧困な世界だ。「Xアルプス」から見える風景はその自然の圧倒さを見せてくれた。
「自然」「自然」、私が忘れてたもの、私が忘れ去ろうとしていたもの。私は新たにそこにらココロの置き所を見出したみたいだ。
パソコンやタブレットの雑誌なんか打ち捨てて、National Geo Graphicをもっと読もうか。